2023連合三多摩政策制度討論集会

2023連合三多摩政策制度討論集会

2023連合三多摩政策制度討論集会が開催され、参加させていただきました。

全体会では、田代三多摩事務局長司会進行のもと、高橋議長から”地域で働いて暮らしてよかったと思えるために全ての活動がある”、政策制度討論会の趣旨につきご挨拶から始まりました。
渡辺創一政策制度プロジェクト主査より、「人口減少社会を背景に東京都における多摩地域の課題を考察する」として、基調提案がされました。会場には、各自治体分析されている藤岡八王子自治研究センター理事長もお越しに。

分科会では、今年は震災対策と子ども政策の二つ実施。私は子ども政策に参加。
池本修悟さんより「全ての子どもたちが幸せに暮らしていくために地域の課題を考察する」と題して講演。
変化のプロセスが重要との視点に、私も共感。変化のプロセスを知ることが、変えるためには不可欠だからです。
そうした観点から、豊島区で、子どものアトピーから、子どもの支援、プレイパーク、子ども食堂、そこで出会う子どもが必要とすることから、学習支援へと、多機能に支援を展開してきた栗林知絵子さん(WAKUWAKUネットワーク理事長)の取り組みが紹介されました。
また、フランスの取り組みも紹介。児童虐待にしても、虐待の有無ではなく、”心配”を基準として支援を開始している制度状況、また、申請主義ではなく、必要な支援をプッシュ方の体制など、日本が転換させていく方向性を示唆。
「個人が社会に合わせるのではない、すべての人に居場所があるよう社会変革するのがソーシャルワーク」
また、池本修悟氏が専務理事を務める公益社団法人ユニバーサル志縁センターの取り組み。
社会的養護において、18歳という年齢制限の撤廃、あるいは、児童虐待通報件数が年間20万件余ある中、児童養護施設入所や里親約4000件という中、その差の中におかれる子どもにも手を差し伸べていくための取り組みや制度改正。
その動きを全国へ各地域/自治体で横展開させていくための中間支援組織、ファンドレイジングや基金。
私自身「大きな視点と現場主義」を姿勢とするところ、そんな数多くの実践に溢れる講演でした。

最後に、池本修悟さんは、すずかんゼミ門下生。
長年を経て、変わらず活動を続けられている池本さんに再会できて、嬉しい機会ともなりました。ありがとうございます!

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