#品川区長再選挙 JC主催公開討論会が開催。

昨日夜、#品川区長再選挙 JC主催公開討論会が開催。記録動画拝聴。
あらゆる領域について論戦されるべき区長選。候補の姿勢や見解が示されています。必見。
学生からの質疑内容自体がよく調べられていて素晴らしい。以下、6問。
https://m.youtube.com/watch?v=EwGvTsiswrw
○【子育て支援:無償化と財源】
今回、教育子育ての重要政策として、給食費無償化を訴えている候補が多い。実現すれば、子育て世帯の助けになるが、年間12億円のコストがかかる。これは品川区令和4年度教育当初予算の約16.7%に当たる数値である。
継続して確保することは容易ではなく、学校改築費などこれまでかけてきた費用を削る必要も出てくるのではないか。また、現在23区内給食費完全無償化を実施しているのは葛飾区のみ。検討中は世田谷区のみ。その他、考えなしか未定である。
渋谷区では今年3月の議会で給食費無償化条例が議員提案されたが、学校給食法で、保護者の負担と明記されているとして否決されている。港区、台東区、墨田区、江東区は同じ理由から現時点での無償化の考えがないことがわかった。江戸川区は財源捻出困難という見解だ。
この状況を受け、給食費無償化よりも、むしろ現在品川区で実施している多子家庭支援の要件を緩和したり、ランドセル購入などの入学費用を支給することを進める方が現実的ではないかと考える。見解を伺う。
○【空き家対策】
平成30年総務省土地統計調査によると、品川区では24000戸、品川区調査でも空き家1068戸ある。地区別では、荏原、大井、品川、大崎の順である。
住民からのアンケートからのニーズに応える施策が行われているとは思う。
しかし、空き家予備軍があり、よびその対策については、発生抑止について、パンフレットセミナー自治会情報提供のみとなっており、実効性あるか疑問に思う。
情報提供後、行政としてフォローすることが必要ではないか。
空き家予備軍をどう認知し、施策をどうするか見解を伺う。
○【観光/地域活性化、区役所跡地利用とまちづくり】
観光面に関する質問をしたい。前回の討論会や選挙車で、(区役所跡地に)アリーナ建設を強調している候補がある。成功例もある一方、夕張市や尾鷲市など、失敗している例も少なくない。
財政面について、敷地の一部土地定期借地や、また、PFI手法等民間事業活用により、財政負担を軽減することもできるが、財政に負担がかかることは間違いない。
自分は、アリーナで存在感を向上させるよりも、平成28年制定品川区都市型観光プランにあるような、水辺、街歩きを楽しめることが強みだと考えている。
アリーナ建設のようなランドマーク作りと、今あるものを活用した街歩きの活性化と、
どちらが品川区の未来に望ましいと考えるか、見解を伺う。
司会補足)アリーナ建設、重大テーマ。ランドマークとしてのアリーナというのは別の施策にした方が品川らしくが出るのではないかという学生からの視点と思う。
区役所跡地まちづくり、アリーナ様々な機能持つ中、様々な視点からお答えいただきたい。
○【パートナーシップ制度】
未来人権視点お持ちか見識問われる
現在、品川区職員教員向け、性的嗜好に関する行動指針、品川区で取り組んでいることを表明するために性的マイノリティ支援宣言「レインボー品川」、書類における性別記入欄の廃止等、積極的に行動している。しかしパートナーシップ制度は導入されていない。
2015年渋谷区、世田谷区をはじめとし、都内でも取り入れられている地域がある。
また、品川区行動計画推進会議報告では早期の導入を提言している。
品川区独自の制度として、どのような制度を導入したいか、具体的に何年以内に導入また施行できるか、導入しないのであれば、どういう制度で実現するか、現状を踏まえた上で現実的な年数で、お答えいただきたい。
○【防災災害対策:帰宅困難者】
防災消防関連に関心ある。今後災害が起きた際、帰宅困難者対策は、取り組むべき課題と考える。品川区地域防災計画によると、首都直下型地震が起こった際、17万9084人帰宅困難者が発生すると想定されている。
計画を見る中、多数の事情が絡むことで想定外の事象が起こるという観点からは、常に防災計画をアップデートしていく必要があると感じた。
例えば、想定人数以上の滞留者が一時滞在施設に詰めかけ、キャパオーバーになり施設に入りきれず、広域避難場所等、外で一夜あるいは一週間も過ごさなければならない可能性も捨てきれない。
これからの季節、寒空の中、折角助かった生命を別の要員で落とす可能性も大いに考えられる。帰宅困難者受け入れ態勢の見直し、一時滞在施設おいて容量オーバーが生じた場合に、区民や帰宅困難者をどう安全場所に誘導するか手法について、見解を伺う・
司会補足)数値がインパクト大きい、帰宅困難者数は品川区人口およそ半数の人数である。また、自分も東日本大震災の時、全く知らない土地で足止めになり心細い思いもした。関心高い。
○【学生との協働】
令和3年12月31日現在、品川区と立正大学との協同事例31ある。今回、協働事例に関連して、一つ提案並びに質問したい。
品川大学連推進協議会学生による活動の再度の実施である。
品川区HPによると、活動報告としては、平成29年が最後となっている。
「品川ワールド」として、各大学がPRするものは、令和元年まで。
学生同士のディスカッションを行い、「品川エコフェスティバル」等イベントに参加することにより、品川区を深く知ることはもちろん、他大学の他分野についても学ぶことができ、同時に他大学の学生との繋がりも持つことができると考えている。
専門知識や情報、学生らしいアイディアを得ることができるという意味で、品川区にとってもマイナスにはならないのではないか、と考える。
この点、実現していただけるか。できないなら、なぜできないか、見解を伺う。
#石田しんご #ときざき直行 #国民民主党

【令和4年11月30日】品川区長選挙・再選挙・公開討論会(コメ付き)

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