昨日開催の院内集会、ウェビナーで視聴しました。内閣府担当より法改正にかかる審議状況他報告のほか、当事者や支援者から実態に関する発言がされました。個別ケースの中、デートDV、外国籍やLGBT等、直面する課題も更に複合的になります。また現在、顕在化していることは、離別後にも続くDVやリーガルハラスメントはじめとする執拗な嫌がらせ。これが深刻です。また、理解がないSNSやメディアの発信や攻撃が後を立たず、当事者を追い込み、支援者に危険を及ぼします。
衆参両議員も出席し、発言。安全な環境を確保できずに命が削られるように生活する当事者、命が消えてしまう危機感を共有し、政策へと結びつけていただきたい。
ちなみに、法専門家の位置は重要ですが、発言の中で、「搾取」という言葉が出ていましたが、一言付け加えたいと思います。法律扶助制度の立替制度という長年の根本的課題で、これが報酬基準や当事者負担のあり方に連動しているところですが、専門家においても、その理解が広がっていないこと、暗澹たる思いがしました。どう制度改善するか、制度不備の解決に向け、目を向けていただきたい。